
チャイルドシートにはいくつかのタイプがあるので、子供の発育に合わせて適したものを選びましょう。

チャイルドシートはそのタイプによって、使用期間もさまざまです。下記の表を参考に、どのチャイルドシートがよいかを検討しましょう!


体重にして10kg未満、生後0〜12ヶ月程度の乳児に合わせて作られたシートです。クルマの進行方向とは逆向きに使用する「シートタイプ」と横向きに使用する「ベッドタイプ」があり、ベッドタイプは6ヶ月頃まで使ったら、その後は背もたれを起こして使います。なお、シートタイプは衝突時の安全性、ベッドタイプは赤ちゃんを寝かせたときの快適性を重視しているとか。ただし、最近では乳児期だけに使用できる純粋なベビーシートが減り、成長に合わせて幼児期のチャイルドシートとして利用できる「兼用型」が増えています。

体重9〜18kg、身長100cm以下の幼児(1〜4歳くらい)向けシートです。赤ちゃんの首が据わり、おすわりができるようになった頃が使い始めの目安。取り付け方法としては「3点固定式」と「2点固定式」があり、現在では3点固定式が主流となっています。
比較的長く使うシートになるかも知れないので、取り付けの容易さやカバー類が洗濯できるかなど、安全性に加えて使い勝手の面も重視して選びましょう。

体重15〜36kg、135cm以下の学童に対して使用するシートです。これは大人用に開発されたシートベルトを子供が正しく使用できるよう調整する補助装置であり、乳幼児シートとは大きく異なります。タイプとしては、お尻の下に敷くだけのものが主流です。中には背もたれやサイドガードがついたものもあり、これは子供が居眠りをして体勢を崩してもシートベルトが首にかからないといったメリットもあります。

新生児〜4歳前後まで利用できるシートです。新生児のときには座面を後ろ向きや横向きに設置し、その後、子どもが成長したら前向きに切り替えて取り付けることができます。以前は製品テストなどで安全面に問題があると指摘されることも多かったのですが、年々性能が向上して、今では高評価を得ているものも多く登場しています。それぞれの専用型に比べて大きく重くなりやすいですが、利用期間の短い乳児期と長く利用する幼児期を1台で済ませられるのは魅力です。

チャイルドシートとジュニアシートを兼ねるシートです。
背もたれ部と座面部を分けることができ、子供の成長に合わせて長期間(1〜11歳頃まで)利用できるので、経済性の高さが魅力といえます。
しかし、ベビーシートを卒業したばかりの赤ちゃんには大きすぎて、あまり快適ではありません。
子供の成長過程を見ながら、購入時期を検討しましょう。

新生児〜7歳までと、かなり長期にわたって使えるチャイルドシートです。道路交通法で定められたチャイルドシートの使用期間(0〜6歳まで)を1台でカバーできる点が最も大きなメリットといえます。ただし、乳児用のシートとしてはかなり大型なので、後部座席に設置する際には前列シートをギリギリまで寄せなければならないかも知れません。結果的に座席を前後2つ分占有することにもなるので、購入時には注意が必要です。また、製品そのものの種類が多くないので、選択の余地も少ないといえるでしょう。

ベストのように着用するタイプのチャイルドシートです。
レンタカーやタクシーなどに乗車する際も使えるなど、携帯用のシートベルトとして重宝します。
また、価格も安く、装着が簡単なのも魅力の1つです。しかし、通常のチャイルドシートに比べると安全面での評価はイマイチ・・・。
常用ではなく、あくまで「携帯用」や「緊急用」の製品として使うといいでしょう。

シートの部分を取り外して、ベビーカーやバウンサーとしても利用できるチャイルドシートです。
1台で多用途に使いこなせるのは便利ですが、乳児向けの製品に限られているので、子供の成長速度によっては利用期間が短くなってしまいます。
なお、海外製ベビーシートの多くはこのシステムに対応しているそうです。